世界トップレベルのサッカー指導者になる2つの選択肢とは?

PSTアカデミーバルセロナ指導実践

スペインサッカーにおけるメソッドとは

こんにちは。

先日は、PSTアカデミー6期生のプログラム内のスペインサッカー理論の授業が始まることをお伝えしましたが、順調に授業は進んでいます。

今シーズンはまずはじめにメソッドの科目を中心に学んでいます。

メソッドとはみなさんの中ではどのような科目だと理解されていますか?

サッカーの中にはバルサメソッドのように、「◯◯メソッド」と呼ばれるものがいくつかありますが、スペインサッカーのライセンスの授業で学ぶ「メソッド」の科目では、トレーニングの方法や教授法の部類がそれにあたります。

わかり易く言うと、サッカーを「どうやって教えるか?」と言うことを考える科目なのです。

ですので、ポゼッション形式のトレーニングにはどのようなメリットがありどのようなデメリットがあり、それを何曜日のトレーニングに利用するのが良いのか?と言うことや、コーチングが、直接的に答えを教える方法と質問を与えながら導いて行く方法とではどのような違いがあり、それぞれのメリットとデメリットがあることを学んだりします。

ここで大事なのは、サッカーにおいて「これが正しい練習方法(メソッド)」ということはないということ。

質問しながら答えを導いていくことは、確かに選手が考えると言うメリットもありますが解決に行き着くには時間がかかると言うデメリットがあります。

これを考慮して、年代やレベルによって指導法を柔軟に使い分ける必要があることをこの科目では学びます。

ピッチ上でやらないと気付かないこと

昨日は、アカデミー6期生が指導者役となり指導実践が行われました。

アカデミー生はコーチとして練習を担当しますが科目はメソッドのため、着目点はトレーニングのオーガナイズや声かけがどうだったか、などになりました。

これまでピッチの外からスペインサッカーを見ていたり、座学で勉強しているだけでしたのでこの日は自分が指導して改めて気づかされることがあったはずです。

これから定期的に6期生は指導実践を重ねていく予定です。

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